アパレル業における
「現状分析」「事業計画策定」

該当領域・事業

  • 持続的成長
  • 商社(アパレル)

事業内容

服飾品の企画卸売業

その他特記事項

売上高:約100億円
経常利益:約1千万円
拠点:東京本社・全国に約100店舗の販売店

企業のニーズ・課題

  1. 新規出店により増収増益が続いていたが、損益・キャッシュ・フローが一時的に悪化。
  2. 販売チャネルの変化や脆弱な管理体制に起因して、中期的な事業方針の立案ができていない。
  3. 将来の事業展望を具体的に描けない中で、経営陣を中心に、足元の業績や自社の特徴を踏まえた計画策定のニーズが顕在化。

ご提案した施策のポイント

最大の窮境要因は、「売上至上主義」によって発生した過大な持越在庫であった。
プロジェクト開始と同時にビジネスデューデリジェンスを実施し、店舗別・ブランド別・チャネル別の採算分析に加え、SKU単位での「投下商品分析」「人員配置」「坪効率」「館との取引条件及び条件交渉」「消化率」「換金率」の分析を実施。
結果、ヒト・モノ・カネといった経営資源の分散や、一部不採算ブランドの社内での聖域化が検出された。また、急成長チャネルであるECに対する投下商品が、極端に過少になっていることも検出。そのことで売上が伸び悩んでいることも、課題として認識した。
具体的な施策としては、「業種特有の事情を踏まえた管理指標の抽出と、それらをタイムリーに把握する管理体制構築」「分析に基いたブランド・店舗の改廃」「注力チャネルへの経営資源の集中投下」を実施。
経営陣に加え、営業担当・企画担当・管理担当を巻き込み、全社レベルでの改善プロジェクトの企画・推進を行った。

フェーズ

  • フェーズ1

    • 基礎情報の収集(資料収集・キーマンへのインタビュー)
  • フェーズ2

    • 財務DD、事業DDの実施
  • フェーズ3

    • 現状認識・方向性の共有
  • フェーズ4

    • 具体的な施策内容の検討(事業方針、施策、その実行体制他)
    • プロジェクトの企画運営支援
  • フェーズ5

    • 事業計画の策定と実行支援

成果・効果

  • 改善活動に社内のキーマンを巻き込んで実施したことで、予想を上回る速度で改善が実現。チャネル改廃により年商規模は当初の8割程まで縮小したが、「チャネル構成変更」「販売効率改善」「コスト削減の実現」により、収益は当初水準から1億円以上の改善を実現。
  • 「感性に基づいた経営」から「数値情報に基づいた経営」に転換したことと、改善活動の検討~実現まで一貫してキーマンが参画したことで、課題抽出~改善施策策定までを、内製化することができた。